認定こども園、保育園、幼稚園の設計
あそび、まなび、こども
DNAは建築で子どもたちの日常を守ります
朝日のあるこども園
朝日がはいる、あかるい園舎で子どもたちが元気に走り回ったり、大きな声で歌ったりしている光景は、なんとも微笑ましいものです。
動と静
自分を育てるこども園
子どもたちが過ごす空間は、みずから動くことを自然に促し、自立し自尊心や自信をもつことを助ける場になると考えます。その実現のために建物はもちろん敷地のすみずみまで、想像をはりめぐらしてプランニングをします。子どもたちには、園内をどんどん行き交いながら、空間全体を楽しく思い切り使ってほしいのです。
園舎と園庭はひと続きのようにして、のびのびと動ける大空間に。反対にニッチのような場所は、まるで隠れ家や自分だけのお城のように子どもたちの世界をつくる場所になります。それぞれが自分の居場所を自由に選べることが大切です。無駄なスペースだと思える場所も、子どもたちにとっては大事なパラダイスだったりもします。
安全に過ごす
安全が厳しく問われる時代です。そこばかりにとらわれた施設になってしまうと、子どもたちの挑戦心をはばみ、成長を妨げることにもつながりかねません。障害が残る、命にかかわるような事故は以ての外ですが、園の外に出てしまうと危険はそこかしこに潜んでいます。そんな危険に向きあい、何度転んでも立ち上がる子どもになって欲しいと思いながら園舎の設計をしています。無菌室ではない、おおらかで、子どもたちの日常を守る園舎にしたいと思っています。