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30坪の土地に4件の住宅がはいっている。 オーナー、そのお母さん、ワンルームマンションが2件。 2方道路の敷地。前後に一台づつ縦列駐車できる。 大きなガラス面。内部の構成を消し去るようなファサードの操作。 ワンルームの1室。ロフト付。

プラッツM

1998年 京都市北区

オーナーが住まうのは10数年を限りとしていること、
延べ面積45坪の建物に4戸の住戸(10年後にはMAX6戸)を納めることが
与条件の主軸であり、したがって小さな寸法の集積がこの建築を成立させている。
1階の祖母の住まいのスイッチ、コンセント、キッチン等の高さ・寸法は
住み手の身長、身体状況にあわせて設定した。また照度も視力を考慮して選択した。
全住戸にはランニングコストが安価といわれた
特殊半導体ヒーター方式の床暖房を設置し、他の集合住宅との差別化を図り、
将来にわたって競争力を保てるようにした。


 



大きなガラス面。内部の構成を消し去るようなファサードの操作。
白、透明感のあるブラック塗装、コンクリート打放し、鉄、ガラス、ガルバリウム鋼板。
種々の材料による線と面による構成。

 

E・家・暮らし 住まいの設計コンテスト 佳作

講評 審査委員 吉村篤一(奈良女子大学教授・建築家)

「高齢者対応型の住居を含む小規模住宅として、狭小な敷地にコンパクトにまとめられており
外観も多様な材料を使用しながら、全体として破綻のない構成で好感が持てる。電化については
特殊半導体ヒーターという新しい方式の床暖房を採用し、ヒートポンプエアコンとの併用で
クリーンな冷暖房計画とし、キッチンにもIH調理器を使用して、安全性にも配慮されているところが
評価された。将来の改装にそなえた計画も、この建築のテーマになっており、
基本計画にによるユニットを提案しているが、構造や設備的な面にやや無理な点が見られる。
これが改善できればもっと評価が高かったに違いない。」

概要

敷地面積
94.84㎡
規模
地上3階
構造
RC
用途
ワンルームマンション(2戸)+二世帯住宅
家族構成
親1人+夫婦+子1人
構造設計
(有)エスディルーム